「ライセンス取ったけどチンプンカンプン」
「潜行ちゃんとできるかな~不安!」
「ブランク空いてぜんぶ忘れた~」
「講習のとき怖かったけど大丈夫かな・・・」
「ファンダイブなに持っていけばいいの?」
Cカード取ったけど、スキルに自信がないまま初めてのファンダイブに参加するとなると、わからない事や不安でいっぱいですよね?
ここでは、とりあえず最低限おさらいしておけば何とかなる5つの要点を、初心者にもわかりやすく案内しますね。
初めてのダイビングで失敗したり恥かいたりすると、その後のダイビングライフに影響してしまう事にもなるのでナニゲ重要ですよ~
※「ファンダイビング」とは、Cカード(ライセンス)を持っている方向けのダイビングプランのことです。
押さえておきたい5つのポイントとは?
初めてのファンダイブに参加するなら、とりあえずこれだけ押さえとけば大丈夫。
- 器材セッティング
- 自分の適正ウェイト
- スムーズな潜行
- 浮力コントロール
- 快適な呼吸
それでは以下に案内しますね!
器材セッティングで迷わない3つのコツ
タンクにBCとレギュレーターを取付ける手順、要点まとめました↓
タンクの向きはバルブが右
まずはBCDを最初にタンクにセットします。
タンクバルブが右肩側になる向きにします。
充填済のタンクについているキャップやテープを取り除くことお忘れなく!
タンクバンドが緩かったりキツイ場合は、バックル部分で調整します。
REGはメインのセカンド(自分が吸う方)が右
レギュレーターも向きがわかりずらいですが、メインのセカンドが右にくるようにすればOK。(オクトパスは右についてるものと左についてるものがあります)
メインセカンドが右、ゲージが左、と覚えとけばいいでしょう。
インフレーターに中圧ホースを繋ぐの忘れずに!
タンク圧を必ずチェック
BCDとレギュをセットしたら、バルブを開けてタンク圧をチェックします。
炎天下や潜るまでに間がある場合は、バルブを閉じてパージボタンからエアを抜いておきます。
わからなければ、正直にガイドやインストラクターにお尋ねくださいね^^
あなたの適正ウェイト量ざっくり教えます
ファンダイブをするときに、申告する自分の適正ウェイト量がわかってない方とても多いんですよ~
ウェイト量が適正でないと、浮力コントロールが上手くいかなかったり、場合によっては危険なダイビングになってしまう原因にもなります。
ここでは、スーツやタンク種類別で変わってくる適正ウェイト量を、体格別でざっくり案内します。
あなたに合ったウェイト量が一目でわかるよう、表にまとめましたので参考にしてください。
細身(筋肉質) | 中肉中背 | 太目(脂肪体質) | |
3ミリスーツ | スチールタンク0~1kg アルミタンク2~3kg | スチールタンク1~3kg アルミタンク3~5kg | スチールタンク2~5kg アルミタンク5~7kg |
5ミリスーツ | スチールタンク0~2kg アルミタンク3~4kg | スチールタンク2~4kg アルミタンク4~7kg | スチールタンク3~6kg アルミタンク6~8kg |
ドライスーツ | スチールタンク3~5kg アルミタンク5~7kg | スチールタンク5~7kg アルミタンク6~8kg | スチールタンク6~8kg アルミタンク8~10kg |
※ 背丈やスーツのヘタリ具合、またドライスーツはインナーによってウェイト量が変わります。
不安ならガイドやインストラクターにお尋ねください!
潜行に手間取らない3つのコツ
講習の時、潜行や耳ヌキに時間がかかってしまったという声よく聞きます。
まあ、細かい原因はいろいろ考えられるのですが、
初めてのファンダイブなら、以下のことだけ押さえとけば大丈夫でしょう。
潜行ロープを使う
ボートダイビングの場合は、潜行用でロープを使えることがほとんど(ガイドやクルーに事前確認おすすめ)です。
たとえ他のダイバーがロープ使わずどんどん先に潜行していったとしても、
初心者ダイバーなら、しっかりとロープを使いましょう。
そうすることで、確実に短時間でしかも安全に潜行することができます。
BCのエアは急がずしっかり抜く
水面で慌ててしまってBCのエアをちゃんと抜かずに潜行しようとすることは、初心者あるあるです。
エントリーしたらまず落着いて、BCのエアを急がず慌てず確実に抜きましょう。
レンタルBCの場合は、排気ボタンの形状や排気バルブの位置などを事前確認しておくと良いでしょう。
足(フィン)を極力動かさない
初心者だと潜行の時、無意識もしくはバランスを取ろうとして足をばたつかせてしまう事で、浮上してしまったりひっくり返ってしまうことがよくあります。
理想的な潜行姿勢は腹ばいとなりますが、
足首やヒザをのばし意識的に足の動きを抑えることで潜行がスムーズになります。
最悪ひっくり返って仰向けになってしまったら、落着いて身体をのばしクルッとうつ伏せにもどせばOK。決して慌てたりしないことがコツです。
不安ならガイドやインストラクターに伝えておくとよいですよ^^
浮力コントロールに自信がない方なら
初心者でしかも初めてのファンダイブだと、浮力調整に不安を感じますよね?
水中でピタッと止まれず、浮いたり沈んだりしてしまうと
疲れてしまうだけでなく、耳のトラブルやロストなどの原因となりますので要注意。
自信のない方なら、以下の点に気を付ければ大丈夫です。
潜水ポイントを選ぶ
潜る場所が、水底の深いドロップオフのポイントなどではなく、
深度変化の少ないフラットな砂地などのポイントをリクエストする。
沖縄本島だと
砂辺・嘉手納・ゴリラチョップなどのビーチポイントや、チービシ・ケラマ・恩納村・水納島・大浦湾などのボートポイントなら、初めてのファンダイブでも安心できます。
申込みの時にその旨伝えるとよいでしょう。
オーバーウェイトに注意する
ウェイト量のオーバーは
深度による浮力変化が大きくなることで、浮き沈みの差が大きくなり中性浮力をとることが難しくなる原因です。
適正ウェイト量は上記で述べていますが、
不安なら、ガイドやイントラにその旨を伝えるとよいでしょう。
呼吸を落着かせるコツ
ダイビング中なんだか息苦しくなってしまうのって、初心者によくあることです。
でもそれを放っておくとパニックの原因になるので気を付けないと!
ダイビング中は
- エントリー
- 水面
- 水中
において息苦しく(呼吸が荒く)ならないようにするコツがあります。
エントリー
ダイビングでいちばんバタバタする時です。落着いて確実に動きましょう。
- まずは早め早めに準備しておき慌てない
- 器材を背負う時は手伝ってもらう
- 息を大きく吸ってエントリー
水面
初めてだといちばんドキドキする瞬間です。楽に浮けてムダな動きが無ければ大丈夫。
- 基本BCのエアは入れて浮力確保
- まずは力を抜いて深呼吸
- 水面移動中は顔を水につける(水中進行方向を見る)
- 急がず慌てず動き過ぎずに
水中
ダイビング中はいかにリラックスできるか、が楽しさを感じるためのポイントです。
- まずはダラ~ンと脱力
- 足首・ヒザのばす
- 顔をあげて視野を広く
- BCのエアを適量(呼吸で浮き沈みできるよう)に
- 動きはわざとスローモーションで
準備早めにして、気負わず脱力して、動きをスローにしていればたいては大丈夫です!
季節や水温による適正ウェットスーツの種類とは
季節による気温の変化と海の水温の変化には、タイミングのずれがあります。
特に沖縄はそのギャップが大きいので、その月によって快適なスーツの選択肢が変わってきます。
別ページにてまとめましたので参考にしてみてください↓
ダイビングで必要最低限の持ち物はこの3つ
初めてのダイビングだと、何を持っていくのか迷いますよね?
あれもこれも持って行って、荷物がいっぱいになってしまわないよう
別ページにわかりやすくまとめました。参考にしてみてください↓
【オマケ】初心者あるある!間違いやすいダイビング用語集(更新中)
あれっ似てるけどちょっと違う?知ってると恥かかずにすむ、よくある間違い用語集めてみました^^
何か知ってる方、ぜひ連絡ください!
【あ行】
ウェットスーツ →スウェットスーツ
オニイトマキエイ(マンタ) →オニマキイトエイ
【か行】
コブシメ →コブジメ(美味そw)
【さ行】
ジャイアントストライドエントリー →ジャイアントスライドエントリー(楽しそw)
シリンダー(タンク) →ボンベ
【た行】
【な行】
【は行】
フィン →フィレ(美味そw)
ホンソメワケベラ →コンソメワケベラ(美味そw)
【ま行】
マスク →ゴーグル
【や行】
【ら行】
ラッシュガード →ダッシュガード
【わ行】
初めてのファンダイブ、もしわからないことあれば躊躇せずに訊いてくださいね。そのためにガイドやインストラクターがいるのですから~訊いてくれるとナニゲ嬉しいものですよ^^
不安をそのまま水中に持ち込むと、せっかくのダイビングが楽しめなくなってしまいます!
ダイビングは慣れるまでにある程度の「場数」が必要です。だんだん慣れてきますので大丈夫です^^