【沖縄の月別ダイビングおすすめ】スーツはなにがいい?水中の見どころは?

コラム

「沖縄のダイビングおすすめシーズンは?」「秋冬の海って寒いのかな?」「なるべく安くて海キレイなのはいつ?」

夏休みシーズンって、まさに海&ダイビング日和!ってふつう思いますよね?
・・・でも海、とくにスキューバダイビングに一番適してる時期は、すこしずれてるんですよ。

マッキー(牧野)
マッキー(牧野)

ここでは、30年以上天気図とニラメッコしてた私が、沖縄でキラッキラの水中世界を快適に過ごすことができるベストシーズンの案内と、激混み&台風シーズンの夏のダイビングを上手に楽しむ方法を紹介します!

 

各月の海況とおすすめポイントまとめ

沖縄の、各月における水温や海況、またスーツタイプやエリアのオススメは以下となります。

1月

水温20~21℃

ドライスーツ or ウェットスーツ(5ミリ)+フードベスト

4~5日寒い北風が強く吹いては2日ほどゆるみ暖かくなり~の繰り返しとなり、たいてい北に面した恩納村方面やボート遠征でのケラマ方面は、いける確率がとても低くなります。
南部の糸満エリアや太平洋側のポイントまた北部本部半島は、北風の影となりよほどのことがない限りコンディションは良好な日が多いです。

2月

水温20~21℃

ドライスーツ or ウェットスーツ(5ミリ)+フードベスト

気温も一番低く(とはいえ夏日もあり)北風がいちばん寒く感じる月です。
後半からは風が変わる周期が早くなってきますので、ショップ側もポイント選択に悩まされる時期。

基本的に北風が中心なので、南部エリアのポイントが安全パイです。

3月

水温21~23℃

ドライスーツ or ウェットスーツ(5ミリ)+フードベスト

3月は気温も汗ばむ夏になることも増えますが、一転して北風で寒くなったりします。
気圧配置がコロコロ変わり、午前と午後とでコロッと風向きが変わったり、それにより海況がガラッと変化します。

その日の状況により、ベストなダイビングポイントはあるものです。せっかく予約したダイビングが中止になってしまうのは避けたいなら、小回りが利き臨機応変にその日ベストな場所へ連れて行ってくれるショップを選ぶのがカギとなります。

4月

水温21~23℃

ウェットスーツ(5ミリ)+フードベスト

すっかり暖かくなり、陸上だとほぼ半袖短パンでいられて日焼けも注意が必要な陽気になります。
しかし水温はまだ低く、水中では防寒対策が必須。まだ北風が吹きこむ日もありますが長続きはせず、比較的穏やかな海況が多く空いているので、ダイビングにはとても適した月といえます。

全般的にどのエリアもダイビングが可能となってきますので、夏は台風で心配な離島へ足を延ばすのもオススメです。

5月

水温21~23℃

ウェットスーツ(5ミリ)+フードベスト

もう日差しは真夏!気温も上昇し夏が始まるのも5月です。
しかし水温は依然として低く、陸上とのギャップで冷たさにビックリすることも多いです。
例年だと、たいていはGW明けごろから梅雨入りしますが、じとじと降り続くことは少なく、半日ザッと降ってあとは日が差し湿気が増してムッとするよな日が多いです。

梅雨時期の海は穏やかな日が多く、たいていはどのエリア・ポイントもいけるのと、GW明けは航空料金もドンと安くなるので、梅雨時期の沖縄、案外オススメなんですよ!

 

6月

水温 前半23~25℃ 後半25~28℃

ウェットスーツ(3~5ミリ)

水温がグーンと上がりだす待望の6月!
ほぼ南風となり、前半は雨も降り台風が届くこともありますが、後半25日前後からはいよいよ梅雨明け。

ずっと南風が吹くので南部エリアや南に面したポイントは波が入り海況不良となります。
沖縄本島の中部・西海岸エリア(浦添・宜野湾・北谷・読谷・恩納村など)はコンディションが良くなります。離島もオススメ。

7月

水温27~29℃

ウェットスーツ(3~5ミリ)

梅雨明けから吹き続いた南風が止み、日によっては無風となり水面が鏡のようになることも多いのが7月中頃。

ただ、台風が発生し沖縄に向かってくるのもこの時期から。とくに夏休みの始まる7月中旬以降は、混み具合と台風の動向からは目が離せません。

海況的には全般的にオススメできます。

8月

水温27~29℃

ウェットスーツ(3~5ミリ)

夏休みシーズン真っ盛り!そして台風シーズン到来の8月、基本的に台風の影響さえなければ、イメージどうりの夏の沖縄を満喫できます。

台風は遠くにあっても海況は敏感に反応します。またすぐ近くで発生して翌日から大荒れという事例も最近増えてきました。

8月は台風が無ければどのエリア・ポイントもオススメできますが、混む時期であるのと台風によるスケジュール変更に対応できるよう、臨機応変に対応してくれるショップの利用が安心です。

9月

水温27~29℃

ウェットスーツ(3~5ミリ)

まだまだ台風は発生しますが、通常だと東寄りの進路となり沖縄に直撃することは少なくなります。

ただ、9月は8月よりも旅行代が安くなり連休もあるので、激混みとなることもあります。乗合ボートでバタバタしたり、水中がダイバーだらけだったりということを避けるなら、本島からすぐ行ける離島(伊江島・久米島・ケラマ・久高島など)または直行便で行ける離島(宮古島・石垣島など)でのダイビングをおすすめします。

10月

水温27~29℃

ウェットスーツ(3~5ミリ)

10月の沖縄、まだまだ真夏真っ盛りです!
台風も減り旅行代もドンと下がるのもオススメなところ。

前半~中旬は夏と変わらなくどこのエリアもオススメできますが、10月後半からは北風にシフトし、強めの北風がしばらく続くので、南部エリアや太平洋側のポイントへ行くことが多くなります。風をかわす北部・本部半島の有名なポイント「ゴリラチョップ」にもダイバーが集まりだす頃ですが、夏の間寝かせてあった浅場の珊瑚はとてもキレイでビックリしますよ!

11月

水温25~27℃

ウェットスーツ(5ミリ+ボートコート)

台風もほとんど来なくなり北風が続く11月は、北に面した恩納村などのポイントは厳しくなりますが、ある意味とても安定した時期とも言えます。

水温もまだまだ高く、水から上がった後の防寒対策さえすれば、空いていて夏のような海をノンビリ満喫できます。

11月は基本的に北風が多いため、恩納村エリアはクローズする日も多いです。那覇近辺もしくは中部エリアにステイして、その日の海況に合ったポイントへ遠征するショップを利用すれば安心です。

12月

水温23~25℃

ウェットスーツ(5ミリ+ボートコート)

12月は、前線通過により北風が吹いたり収まったり、南風になるとまだ夏日になることもあります。本土と沖縄の気温の差が大きい月で、クリスマスなどもこっちは半袖でも平気なこともあり、沖縄に来る人みな「暑っち~!」と言います。

海は水温も徐々に下がりはじめますがさほどでもなく、暖かくて風のない日なら、フードなどがなくとも水中では快適に過ごせます。

ダイバーもかなり少なくなり、とくに12月上旬は1年で最も航空券が安くなる時期なので、まだまだ暖かい沖縄をリーズナブルに楽しむにはもってこいな月。

クリスマスや年末を沖縄で過ごすのなら、アフターダイブも雰囲気が良くて1人でもとても満足できる中部エリアの北谷町がオススメです!宣伝ですw

 

沖縄が1年でいちばん光溢れるキラキラ週間とは

水面から降り注ぐ光のシャワーに包まれる幸福感って、ダイバー冥利に尽きますよね?

水中で洞窟から見るブルーの鮮明さにドキッとしたり、白砂の海底にユラユラと揺れる波紋にはウットリしたり・・・

沖縄の海はいつも透明度が高いので、ぶっちゃけいつでも綺麗で、潜った人ほぼ皆「キレイ~♡」とは言います。

でも、本当に、これでもかってほど、途方もなく美しい衝撃的な沖縄の水中景観、体験しているダイバーってほんのひと握りかと思います。

5桁以上の本数潜ってるこの僕でさえ、まだ何回かしか巡り合えていません・・・その期間以外では。

沖縄の水中が光溢れる条件

沖縄でそこまで水中に光が入り込む景観を観るには、以下の条件が整う必要があります。

・太陽の高さ
・水面の状態
・透明度
・ダイビングポイント

太陽の高さ、詳しく言うと太陽光の水面への入射角は、垂直に近いほど光が水中へたくさん入ってきます。

そして水面は、穏やかであればあるほど、できれば鏡のように空の雲が映るくらいツルツルであれば、光が反射せずシャワーとなって水底まで届きます。

また、透明度が高ければ高いほど、水中の浮遊物に光が反射してしまうことがないので、ブルーがより濃くなり、まるで水中は琉球ガラスの中に迷い込んだかの様になります。

ダイビングポイントによっても、たとえば風や流れの入るところは水面に波が発生したり、リーフの切れ目に近い場所は干満の時間帯により浮遊物で水が白っぽくなったりと、キラキラした水中景観を優先するとなると、潜る場所の選択も強いられます。

沖縄で超絶キレイな水中景観に出逢えるシーズンは

太陽が最も高くなるのは、6月後半の夏至の日です。

毎年6月10日頃は活性化した梅雨前線が近づき土砂降りとなりますが、
たいてい6月20日前後、南に張出した太平洋高気圧や発生した台風により前線が押上られると「梅雨明け」となります。気象庁の発表は数日遅れますが、九州南部が大雨予報となるのが沖縄の梅雨明けのサインです。
6月末に沖縄の天気が悪かったのは、私の記憶だとここ30年のうち1回だけでしたよ。

それからしばらく強めの南風が続きますが、沖縄が高気圧にスッポリ包まれ風も止み、台風はその高気圧で阻まれ寄り付かなくなる、7月上旬~中旬の約2週間が沖縄でいちばんキラキラする水中に出逢える瞬間です。

できれば昼12時に近い時間帯に、南風をかわし、流れによる影響のないポイントで潜れば、その目的を達成できますよ。

水中で目に映るものそのすべてがクッキリしていて、ため息(プクプク)出るほど美しい水中での記憶、ダイバーとしての一生の宝物になること保証します!

 

ウミガメと出逢える確率がグーンとUPするのはいつ?

最近「ウミガメに逢いたい!」というリクエストが多いです。

マイペースでゆったり泳ぐ姿に、皆さん癒しを求めてるのかもしれませんね。

じつは沖縄の海、ウミガメは少なくもなく、ふつうに岸から海眺めてても水面に見つけたりできるものなのですが、ダイビングで逢うとなると、その確率の高い時期はあります。

ウミガメが棲むところ

沖縄で逢えるウミガメは、アオウミガメ、タイマイ、まれにアカウミガメとなります。

ウミガメが好む環境としては以下が挙げられます。

・食べるもの(藻類・甲殻類・クラゲなど)が多い
・休む場所(サンゴの根)がある
・産卵場所(砂浜)がある
・サンゴ礁から外洋までが近い

こういった場所は、沖縄本島にはたくさんありますが、ダイビングで行ける場所となるとかなり限られてきます。

また、ダイビングポイントによってウミガメは、ダイバーがエントリーするとスゥ~っと逃げて行ってしまうことも多いんですよ!

ウミガメに逢うならオススメは3パターン

ウミガメに逢う確率を上げるには、ウミガメが多く棲む場所へ、その場所の海況がいい時期に行くことです。

夏季(6~10月)・・・南風が多いこの時期は恩納村エリアがオススメ

冬季(11~2月)・・・北風が多いこの時期は糸満エリアがオススメ

また年間を通してウミガメに逢うなら、ケラマ諸島に滞在してのダイビングがオススメです。確率も高いです。

またウミガメは、いたとしても、ダイバーの気配を察知すると逃げてしまうことも多いので、あらかじめガイドへ「ウミガメ見たい♡」とリクエストすることオススメします。言ったもん勝ちですホント!笑

私ももしリクエスト受けたなら、なにがなんでもウミガメに逢えるよう、とことんウミガメちゃんを探しまくります!
空いてる時期なら探しやすいので、ぜひ^^

 

夏休み時期(7・8・9月)のオススメと鉄則とは

ぶっちゃけ言います。

夏、やっぱり台風は来ます、必ずきます!

そんな中、せっかくお休みを利用して沖縄へいらっしゃる方へは、台風で潜れなくなったり帰れなくなったりすることを避けるコツをお伝えします。

台風は来ると想定したスケジュールで

沖縄へは直行便で行ける場所でホテル移動のないプランがオススメ!

夏季、とくに週末や連休利用の場合、乗継ぎ便や船舶を利用した離島行きは避けたほうが賢明です。
天気予報は良くても、海況次第では離島から予定よりも早く出なければいけなくなることも本当によくある話です。
そして、新たに宿を取ろうとするとどこも満室!ってことになり、ターミナル内や空港に寝泊まりする「難民」になってしまった経験のある方は多いんです。

 

まだまだ夏真っ盛り!沖縄の秋

10~11月は台風も少なく、南部のポイントが海況安定します。

沖縄の秋は、気温もまだ夏で水温もピークを維持しています。

10月の中旬まではそれまでの真夏と同様なコンディションで、沖縄に近づく台風も少なくなり、旅費も安くなるオススメな時期です。

例年だと10月後半から11月は、それまでと打って変わって北寄りの風となり、気温自体は大きく変わらないのに、カラッとした北風が強いと体感温度は思いのほか寒く感じるのもこの頃です。

水温は26~28℃と水中はまだ大丈夫ですが、水から上がった後に風に当たると身体がすぐ冷えるので、ボートコートなどがあるととても重宝します。

北からの季節風で海況が安定する、本部半島や南部の糸満エリアがオススメです。

 

冬~春は水中でクジラの唄声に包まれるハッピーシーズン

日によっては完全貸切り!台風の心配皆無の極上の水中景観を味わえます!

国内のダイバーがパッタリ少なくなるこの時期、とくに2月~3月はザトウクジラが沖縄にやってきます。

風も強くなる日も多く、水温は20℃程まで下がることもあるので、防寒対策は必須です。とはいえ水温は伊豆で言えば7月頃と同じなので、フードベストがあれば水中は平気という方が殆ど。ドライスーツがあればなんの寒さも感じずホカホカ快適に潜れますよ。

冬の水中は魅力がいっぱい詰まってます

「え~でも寒いんでしょ?」「沖縄って夏に行く場所じゃ?」

沖縄って、ギンギラ太陽で夏真っ盛りの時期が最高なイメージかもしれません。

でも、魅惑の水中世界を求めるダイバー、とくに海が本当に大好きな人にとっては、冬の沖縄の海は、
・透明度良好
・台風の心配ゼロ
・ガラガラ
・全てが安い
と、夏とは打って変わって条件がそろってます。

正直、北風の吹く日が多くスカッと晴れて暑くなる日は少ないですが、寒さ対策を万全にさえすれば、夏には行けないダイバーもあまり入っていないすごくキレイなポイントへ行けるのもこの時期ならでは。

クジラの唄声響く(こないだは水中遭遇しました!)とても神秘的な水中で、コブシメの産卵シーンなど生命の神秘や、ツウにはたまらないウミウシウォッチングをのんびり楽しむことができる、実はとてもオススメできる季節なんです。

1~3月のおすすめとしては、季節風をかわす南部糸満エリアか太平洋側のポイント。北風が強く吹くとクローズしてしまう恩納村方面は避けるのがベターです。

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