「激安店もあるけど大丈夫?」
「ザックリいくら位が妥当?」
「追加でかかるお金いくら?」
「全込みの料金知りたい!」
コース料金は安いほうがいいけど、内容がそれなりだったり後からお金がかかるのはイヤという方へ、沖縄でのライセンス取得コースの料金相場と注意点、またショップを選ぶ時のチェックポイントをまとめました。
ダイビングライセンス取得コースの料金相場は?
沖縄でのCカード(オープンウォーターダイバー)取得のコース料金はざっくり、
2万~8万円です。
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ずいぶんと差がありますね(^^;)
ネットで調べると、コースの内容は同じようなのに
料金に大きな違いがあると、
疑問も出てくるし迷ってしまいますよね?
気がついてる方もいるかと思いますが、
コース料金は、それ以外にかかってくる費用が含まれてないことや条件付きも多いです。
飛行機代と宿泊・食費を除いた、総額は4~6万円(中2~3日のコース)が妥当な相場です。
表示金額に含まれるものと含まれないものとは?
「潜るポイントで料金かわるの?」「あれっボート代は別なの?」「現地までの移動は自腹か・・・」
ショップの提示するコース料金は、総額表示義務といったものは実際ありません。
一時期、指導団体からショップに対して総額表示の指導が入ったこともありましたが、
現在はなあなあになってきているのが正直なところ。
安く表示しといて、申込後にいろいろオプショナル(潜水地アップグレード・追加講習・器材購入など)を勧めるビジネススタイルのショップもあるのは事実です。
それがその方にとってプラスになることであれば問題ないと思いますが、
表示金額だけを見て即決することは、かえって損をしてしまったり後味悪い結果となってしまうので、慎重に決めたいものですよね。
ライセンス取得にかかってくるもの
コース開催において通常必要となる費用は以下です。
- 講習料
- 教材代
- カード申請料
- レンタル料
- 移動費
- 施設使用料(場所により)
- ボート使用料(場合により)
この項目はすべて含まれているか、またそれ以外にかかってくるものがあるかどうかを、申込前に確認しておくと安心です。
ショップ側の経費
コース開催の際にお店にかかってくる経費を以下にざっくりまとめました。
- 教材代(4千~1万円)
- カード申請代(3~5千円)
- 施設使用料(0~3千円/1日)
- タンク代(5百~1千円/1本)
- 移動費(燃料・高速代など)
- 人件費
なので、コース開催(中2~3日)にかかってくるものは、最低でもざっと1~3万円それと交通費・人件費となります。経費の差は、教材がレンタル・施設の利用有無・タンク使いまわし・人数比などによります。
ショップのポリシーにもよりますが、受講する方の安全や快適度に配慮しつつ、経費を極力抑えてお客様負担のないように努めてるところは多いです。
もし表示価格が3万円以下となっているところは、追加でかかるものや教材、また人数比など条件について確認してみるとよいでしょう。
無駄な出費を抑えるためのチェックポイント
「結局なんだかんだ高くなった!」「ボート勧められたけど高かった・・・」
コースの表示料金に含まれない場合が多いものをリストアップしました。
申し込みの際にこの点をチェックしてみるとよいでしょう。
1人でも同料金か?
人数によって料金が変わるところはよくあります。マンツーマン希望した場合のアップ料金は必ず確認すべきです。
送迎は付いているか?
たいていのショップは送迎してくれますが、希望のホテルエリアによっては送迎不可だったり、空港送迎してくれるかどうかもチェックポイントです。
カード申請料は込みか?
通常3500~5000円かかるカード申請料も込みかどうか確認するとよいでしょう。
潜る場所により追加料金あるか?
コース中に潜る場所の選択は、どうしてもその日の海況に委ねざるを得ませんが、遠くのポイントや施設使用料のかかる場所となった場合の追加料金も要チェックです。
ボート利用での追加料あるか?
その日の海況やリクエストにより、ボートを利用することとなった場合の追加料金(たいてい4~6千円/1ダイブ)も確認しておけば安心です。
延長した場合の追加料金は?
交通事情や海況の悪化による日程の変更、また期間内にスキルの習得ができなかった場合の、延長や延期にかかる料金の確認も必要です。台風時期などは要注意。
講習内容のチェックポイント
「安いけどいい加減だったらどうしよ?」「カードもらったけど不安だらけ・・・」
オープンウォーターダイバーとして認定されるには、PADI(指導団体)の場合だと30項目のスキルを習得する必要があります。
本来もっと時間をかけて行うべきスキル練習を、世間一般的な限られた日程(2~3日)のなかで完璧にできるようになるまで行うのは、正直ハードなことです。
たいていの場合は、海況やその方のパフォーマンスなどに合わせて、スキル項目によって重点バランスよく(平たく言えば少し端折って!)コースを進め、結果的にその方が水中で安心できて安定して安全に潜れるようになれれば、ゴールとしては間違ってはいないと思います。
しかし、コースの開催内容や進め方(つめこみ過ぎ・端折りすぎ)によっては、スキルがぜんぜん身に付かなかったり怖い思いが残ってしまったりと、
自動車教習所でいえば、免許取ったのに交通マナーも知らず運転もまったくできないような状態になってしまいます。
通常どこのダイブショップもその辺のさじ加減は問題ないと思っていますが、
繁忙期などに、「それはさすがにマズイでしょ!」といった講習光景をたま~に見かけることがあるのも事実。
そうならないためにも、以下の点をあらかじめチェックしておけば安心です。
人数比は?
インストラクター1人に対しての生徒数ですが、これが多すぎるとスキルの習得度合いや安全性もマイナスとなってきます。
ショップとしては、なるべく人数集めて効率を上げたいのは理解できますが、私の意見として安全性を最優先するならばマンツーマンかせいぜい2名までが限界だと思います。
スキル練習する場所は?
たとえば自動車免許だと、路上に出る前に「教習所内での練習」をしますよね?
ダイビングライセンスも、海洋実習ダイブの前に「限定水域」といった背の立つ浅場のある穏やかな(プールもしくはそのような)場所で、じっくりとスキルを身につける必要があります。
その限定水域練習を、穏やかではないところや背の立たないところからいきなり始めるとなると、緊張や恐怖感によりせっかくのパフォーマンスも発揮できないこととなってしまいます。
この限定水域の練習を、海洋実習で潜る場所と明確に分けているか?という点は要チェックです。
海況不良や中止のときは?
ダイビングは自然相手の活動です。海況の良くない場合というのは実際よくあることですが、
もしそうなったとき、潜水地や時間帯を変更したりなどと臨機応変に対応してくれるのか?また潜水禁止となった場合や体調不良で潜れなかったとき、次回への延期が有料なのか無料なのか?
この点についても事前に確認しておきましょう。
講習のやり方や流れはショップによってかなり差があるのが正直なところ。大事なことなので遠慮せず事前にきっちり確認しておきましょう。
あなたに合ったダイビングショップは?
「体験ダイブやったことあるけど?」「体力ないけど大丈夫かな・・・」「自信あるから短期で安いとこ!」
Cカード(ライセンス)を取得する場合、
- 経験
- 体力
- 自信
など人それぞれスタート地点での差があるのも事実です。
それに加え、年齢や休日の都合、また経済的な面など人それぞれ。
沖縄でダイビングライセンス取得コースを受ける場合、そのダイビングショップはざっくり4つのタイプに分かれます。
それぞれの特徴と、それにあった属性の方を以下にまとめてもました。
(※↓あくまで私個人の意見なので以下に限ったことではありません。ご参考まで!)
インストラクター養成もする大型ショップ
- ステップアップコースも続けて受けたい方
- 将来インストラクター目指す方
自社ボートを持つショップ
- ケラマなど離島で講習を受けたい方
- 船酔いの心配がない方
- 体験ダイブ経験済の方
スタッフ2~3名の中堅ショップ
- 和気あいあいと楽しく講習したい方
- 低価格で短期希望の方
個人ショップ
- マンツーマン希望の方
- じっくり時間をかけたい方
まとめ
沖縄のダイビングライセンス取得コースにかかる総額の相場は4~6万円
ショップによっては追加料金が発生するので確認が必要
コース内容にも差があるので要チェック
自分に合ったダイビングショップを選ぶのことは重要
Cカード取得コース料金はショップによってずいぶん違います。安いとこと高いとこそれぞれ理由があり、極端な場合を除いて総額的にはそれほど大きな差にはなりません。それよりもカード取得後のダイビングライフを、より楽しく快適に送ることができそうなショップ選びのほうがむしろ大事かと思います。