「一番軽いBC欲しい」「アウトローの浮力大丈夫?」「モルディブのドリフトで使える?」

世界最軽量のBCDアウトロー(Out Law)は、海外などへよく行く方や、大物狙いやフォト派など慣れたダイバーに注目されているBCDです。

でもあまりのコンパクトさに、実際に使えるのか?ダウンカレントに対応できるのか?といったことに疑問を持つ方も多いです。

ここでは、アウトローを実際に水中で使ってみたインプレッションとその性能、また適合サイズや注意点などを写真や動画でわかりやすく説明しますね!

まっきー

ここでは、アウトローを実際に水中で使ってみたインプレッションとその性能、また適合サイズや注意点などを写真や動画でわかりやすく説明しますね!

アウトローBCの新品・モニター品の格安販売もしております。気になる方はご連絡くださいね。

その羽のような「軽さ」オッタマゲます!

「うわっ!?ナニコレ~軽っっ!!」

開口一番皆こう言います。
じっさい私もそうでした。

私の使っているSサイズでナント1キロ半!

プラフィン1組と同じくらいの重さとなりますが、
レンタルBCDでよくある、同アクアラング社のWAVEやマレス社のROVERが約4キロなのと比べると、いかに軽いというのが判ると思います。

カタログには載ってない知る人ぞ知るモデル

世界で一番軽いBCDアウトローは、ダイビング器材メーカーでは老舗となるアクアラング社から2018年にリリースされました。

しかし、その突き抜けたコンセプトから?主力商品のラインナップからは外れていて、アクアラング社の国内カタログには未だ載っていません。

現時点でも、情報ツウな一部のダイバーやショップスタッフのみが知るまだレアで、まさにOut Law(無法者)的なBCです。

アウトローBCDの実力は想像以上!

アウトローがまず目を引くのが、立体的に身体にキュッとフィットする形状の本体部分と、バックフロートタイプとなるブラダーが分かれているそのスタイル。

身体の前面部分(胸・お腹側)にはほぼ何もなく、見るからに水中での抵抗がなさそうです。

排気の速さ・・・これスゴイ戦力になります

「マジびっくり!驚くほどの排気スピード」

アウトローBCの排気の動画

アウトローには、慣れたダイバーならよく使う、潜行でエアをイッキに抜く右肩のダンプバルブ(紐引っ張るアレ)が付いていないので、あらっ?と思いましたが、その心配は皆無であることすぐ解りました。

アウトローの浮力体ブラダー(フロート部)には、強力なゴム素材のバンドが締め付けるように取り付けられており、そのバンドの縮む力で強制的に排気されます。

そのため、急いで潜行したいときでも「ブッシュー!!!」と一気に抜けて超快適です!インフレータを上に挙げなくともホース自体を下に引いても勿論超速排気。

誰よりも先に潜行できるってことは、じっさい大物などにいち早く出会えるチャンスにもなるんですよ~

アウトローの特徴とメリット

アウトローはその超軽量さからは想像できないような機能とユーティリティーに富んでいます。

シリンダーを包み込むような形状の背面ブラダー(フロート)
水中抵抗が驚くほど少なく、進むのがスイスイととても楽チン!

エアの出し入れによる締付感やユルミの変化が全くなし
ダイビング中ずっとタンクが背中にくっついてて左右のバランス取りやすい!

装着時はお腹のバックルと両肩・胸のストラップを締めるだけ。
ベルクロのバンドが背中に張り付いたりせず、装着がとてもスピーディー!

脇の部分には何にもなくアームホールも広くとてもスッキリ。
BCに腕を通す際に、ヒジからスルっとはいるので肩が痛い方も楽々!

軽量強化樹脂製カラビナや頑丈な布製のループが9箇所もある。
シグナルフロート・カメラ・カレントフック・クエスト・支持棒などもあちこち付けれて便利!

柔らかく滑らないメッシュ素材で、曲線のついた太めなショルダー・ウェストバンド採用。
身体にしっかりとFITするので、BCと体の遊びがなく一体感がハンパない!

同じく軽量モデルBCで人気の「ZUMA」と比較すると、ベルトやバックル類がガッシリしていてホールド性が格段に良く、ループやフック類も豊富でとても便利。

アウトローの唯一無二のシステム

アウトローの特筆するいちばん凄い点はその収納性!

この様にバラすことも容易ですが、折りたたむだけでもとても薄くなります。

組み立てもバラすのも数分でOK。干すのも楽!
旅行のパッキングがすごくコンパクトになります!あっという間に超速乾!

アウトローBCを水中で使用した感想

まっきー

私(身長163cm体重52kg、普段ウェイトがスチールタンクで1Kgアルミで3Kg)が、アウトローのSサイズ+5Lブラダーをタイ・タオ島(アルミタンク)で使用したインプレッション以下となります。

浮力

水面でエアをパンパンに入れたら首の辺りで浮きます。5Lでも十分でした。
多少のダウンカレントも全く問題なし。

水中での抵抗

長年身についているフィンを漕いだ後のスーッと伸びる感覚と、水中での進む速さが明らかに感じれるレベルで違います。
流れに逆らう場面では他のダイバーのフィンキック数より明らかに少なくて済む。
水面を船に戻る時とても抵抗少なく楽な事も特筆すべきこと。

まっきー

ぼくのインプレッションですが、まずその超コンパクトさに周りのダイバー騒然!分解したアウトローをわざとメッシュバッグの横ポケットから取り出したらとても驚いてました(笑)
セッティング後背負ってみると、あの後ろに引っ張られる感が少ないのには「おっ」と思いました。
これはちょうどウェストの部分とタンクバルブの位置の2点のバンドでしっかりタンクを固定するのと、登山用リュックのようにしっかりFITする本体部分により、タンクが常に背中にくっついていることによるものだと思います。
潜行時はいつも右肩のダンプバルブでエア抜いてたので、久しぶりにインフレーターを使ってエア抜きましたが、「バシューッ!!」といっきに抜けて超スムーズ。これクセになります(笑)
水中でまず感じるのは、フィンキック時にフィンにかかる重さ(抵抗)がとても軽いこと!足がとても楽なんです~
また水中での体の抵抗を試すのにダッシュしてみましたが、そのスピードはいつも潜り慣れてる人ならすぐにわかるほど!
流れに逆らう場面では後ろから他のダイバーのフィンキックと比べてみてたら、皆がパタパタ連続で振っているのに、こちらはゆっくり途中止めながらでも余裕でついていけたことからその抵抗の少なさに納得。
安全停止も普段どおり問題なく、浮上して船に戻る際によくある水面で流されそうになる場面では、他のダイバーを引っ張ってガンガン泳げるほど抵抗がなく楽ちんでした。一般的なBCで水面を泳ぐときにBC脇の部分がかなり抵抗になっていたんだなぁと改めて実感しました。

アウトローBCの気になるサイズと浮力

アウトローは「エキスパートダイバー向け」とありますが、
それはブラダー(浮力体フロート部)の容積が他の一般的なBCよりも小さいところにあります。
その点がかさ張りの無さや抵抗の少なさとなり人気なのですが、一般ダイバーやシニアダイバーには浮力が少ないって不安要素になりますよね?

アウトローのサイズは体格と浮力に合わせて6通り

アウトローのサイズは、本体部分とブラダーが、其々別で組み合わせできるようになっていて、

本体部分のサイズがS・M・Lと3種類で、メーカー公表対応サイズは以下となります(身長・体重・ウエスト)

  • S(142~170cm・40~70Kg・73~109cm)
  • M(170~182cm・68~95Kg・81~122cm)
  • L(178~195cm・90~122Kg・106~147cm)

ブラダー部分は、5Lと11Lの2種類となっていて、両方とも本体部分の各サイズに対応可能となってます。

※2020年より、全サイズ11Lへ変更となる予定です。

アウトローBCのウエストベルトは延長できます!

アウトローを初めて手にしたときは、その軽さに驚きと感動を感じますが、
同時に「あれ?ウエストバンド短いかな?」と思う方が多いのも事実です。

【メーカー公表サイズ】

サイズ身長体重ウエスト

142~170cm

40~70kg

73~109cm

170~182cm

68~95kg

81~122cm

178~195cm

90~122kg

106~147cm

例えばSの場合だと、73~109cm対応となっていますが、
実際に着てみると、ウエストの実寸が80cmを超えると、長さがギリギリとなってしまいます。

アウトローBCのウエストバンドは、よく見ると写真のように先端のDリングを軽い力で「前方に引く」ことで締まるような構造になっています。

そのため、「このDリングをベルトについているホルダーから抜けば、ベルトを延長できるんじゃないか?」と気が付くかとも思います。

実は、アウトローBCは元々ウエストベルトを腹周りサイズに合わせて延長できるような仕様となっています。
それでは以下にて説明いたします。

アウトローBCのウエストベルトDリングを抜く方法

アウトローBCのウエストベルトのDリングは、一見するとホルダーから抜けないように見えます。

ホルダーから抜くには、Dリングをこのように横向きにします。


コツとしては、ベルトの先端のDリングが通っている部分の生地にあまりシワが寄らないようにすることです。

無理に引っ張らずに、Dリングを押しながらベルトを引くと上手に抜けるはずです。

体形が変わったり、ドライスーツ利用時にはぜひ活用してみてください!

アウトローの浮力ぶっちゃけ大丈夫?

ちなみに、同アクアラング社の人気BC「ZUMA」の浮力体容積と比較すると、ZUMAのXXS~Mが10L、ML~XXLが15Lとなっていますので、

小柄なダイバーが11Lのブラダーを選択する以外は、全体的に浮力不足になるのではないかと思うかもしれません。

しかし実際には、BCにエアをパンパンになるまで入れることってほとんどないですよね?

例えば潜行が苦手でどうしてもオーバーウェイトで、水中で常にエアが入っているダイバーであれば気になるところかもしれませんが、その場合は緊急時にウェイトをすぐ捨てれるクイックリリースウェイトポケットを利用すれば問題も解決できます。

浮力が足りなくなって困ることが想定されるのは、普段ウェットスーツ着ててもウェイト不要な筋肉質でやせ型の人が、温水域でスーツ無しのスチールタンクで潜る場合、5Lブラダーだと水面でも辛いかもしれません。

ダイバーのタイプ別アウトロー適応サイズおすすめ

ダイバーのスキルレベルによるおすすめのサイズとプラダーの組み合わせは以下です。

ハーネスのみでも全く支障のない慣れたダイバー
→全サイズ+5Lブラダー(てかハーネスでいいかも?)

最小限のウェイトで潜行も浮力コントロールも問題ないダイバー
→S~Mサイズ+5Lブラダー/M~Lサイズ+11Lブラダー

ダイビング終了前の安全停止の際、BCにエアを結構入れないと浮力コントロール取れないダイバー
→全サイズ+11Lブラダー(体重70キロ以上は推奨しません)

エキスパート向けと謳ってる点と浮力体容積が小さい点に不安があって躊躇する方もいるかもしれませんが、適正ウェイト量にて潜行を人の手を借りずにできて、安全停止もロープ無しでできる認定OWダイバーであれば、エキスパートでなくとも快適に使用できて、安全性の面も問題ないBCであることは確かです!もしそれらのスキルに自信がないのであれば、BCD云々よりもまず潜行スキルや浮力コントロールスキルをしっかり身に着けることお勧めします。
シニアダイバーの方も水中移動が楽なのでとてもお勧めできるBCです!
ツアーの際の荷物重さ量と大きさは劇的に減りますが、その分衣類やお土産増えるので、プラマイゼロ~むしろプラス!?になるかもしれませんが!笑

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