【拡散希望】背の立つ浅場にオニダルマオコゼいます!

コラム

ん?

あれ?

・・・おわっ!!?

こっ、こんなところにもいるのかーっっ!!!!

 

先日、人気ダイビングスポットで、子供たちが海水浴もするエリアのすぐ足元、背の立つ浅場のところに猛毒魚が潜んでいたので、注意喚起のためにこれを書きました。関係者の方も充分ご注意を!

超人気ダイビングスポットでは最大限の注意を

いよいよ始まった北風シーズン。

沖縄の北部・本部半島の南に面したエリアは、穏やとなり透明度も増すベストシーズンに突入します。

そのなかでも、白砂ビーチと沖縄本島でも指折りのサンゴの楽園が広がるポイント「ゴリラチョップ(通称ゴリチョ)」は、

ゴリラチョップポイントのシンボル岩

週末ともなると、各ショップの体験・講習やファンダイブ、またスノーケリングや海水浴など、海好きな人たちがたくさん訪れる超人気スポットとして有名。

美ら海水族館も近いので、観光と組合せてマリンアクティビティーに参加する旅行客もとても多い場所です。

 

そんな身近な人気スポットの、波打ち際のすぐ目の前に、

知る人ぞ知る猛毒魚

オニダルマオコゼ

が潜んでいました!

ダイビングだとフィンを履いて潜行するあたりの、背の立つ浅場です。

 

他にもいるかな?とざっくり見て回ったところ、少し離れたところにもう一匹いたので、きっとまだまだいるはずです!

 

オニダルマオコゼとは

猛毒魚ランキングでは常に王者に君臨する、危険極まりない魚!

まず「オニダルマオコゼ」という名前からしてヤバいですよね?

そして漢字で書くと「鬼達磨虎魚」・・・なんだかスゴイです!

 

じっさいの容姿は、その名前に負けないくらいの悪者顔!?

(ちなみに食用としては超高級魚なんですよ~)

背びれや胸びれのトゲに毒を持つオニダルマオコゼは、自分が毒を持ってるのを知ってるからか、いじってもピクリとも動かず全然逃げません。

とくに背ビレのハリはとても鋭く硬く、ビーサンやマリンブーツなどは簡単に貫通してしまうほど。

うっかり踏みつけ足などに刺してしまうと、背びれの棘からストナストキシンという猛毒性の液をビュっと注入されてしまいます。その毒性はハブの数十倍というからオドロキ!

症状は、まず腫れや痺れを伴った耐え難い激しい痛みに襲われ、吐き気や嘔吐、またひどい場合は呼吸困難や血圧低下、そしてアナフィラキシーショックや意識喪失、さらには死亡といった事例も沖縄では実際に起きています。

 

【閲覧注意】オニダルマオコゼの症状

私の知人が経営するサーフショップのライダーが、以前に北谷町の宮城海岸・砂辺コーナーポイントの波打ち際でオニダルマオコゼを踏んでしまったときの棘刺創の写真です。

オニダルマオコゼによる棘刺創
※写真提供:サーフショップアイランドブレイク

一般の人よりもはるかに屈強で海で鍛えられた若者でさえ、1週間以上寝込んでしまうほどの痛みと壊死寸前のキズ痕・・・これが小さな子供だったりしたら本当に怖いですよね。

また数年前には、潜水歴の長いベテランダイビングインストラクターの死亡例もあります。

沖縄の海は水温が高く、とくにサーファーやダイビングショップのスタッフやインストラクターは、ブーツを履かないことが多いので、あらためて注意が必要であること肝に銘じておきましょうね!

 

「ただちに命を守る行動」を!

今回の例のゴリラチョップポイント(崎本部ビーチ)に限らず、

沖縄の海で遊ぶ場合は、以下の点をしっかり注意することが大事です。

  • 浅場で歩き回らない
  • 底のしっかりした専用マリンブーツの使用
  • 浮き具(ウェットスーツやライフジャケットなど)の利用
  • 事故に備えた準備や連絡網の用意

 

もしオニダルマオコゼを踏んでしまったら

海辺の砂地と岩礁域の入り混じる場所で、足の裏に何かを刺した後、耐えがたい激痛が走ったり意識の混濁や呼吸困難が起きるようであれば、オニダルマオコゼを踏んでしまったことを前提に、一刻一秒でも早く、適切な対応をする必要があります。これは命に係わる緊急事態です!

【痛みだけの場合】
なるべく早く病院へ。痛みがひどい場合は患部をヤケドしない程度の熱いお湯(42~48℃)で温める。これにより痛みを改善しつつ病院で診てもらう。

【意識の異常や吐き気】
すぐに救急車です!迷ってる時間はありません。

オニダルマオコゼ:沖縄県公式サイト保険医療部

 

まとめ

猛毒をもつオニダルマオコゼは、波打ち際の浅いところにもいます。

もし踏んで背ビレのハリを刺してしまうと、耐えがたい痛みは避けられなく場合によっては死に至ることも十分考えられますので、海で遊ぶときは十分な注意と準備が必要です。

もし踏んでしまったなら、一刻も早く病院へ行く必要があります。

海に入ることの多いサーファーやダイビングショップスタッフの方は、あらためての安全確認と、自分の身を守る行動をしてください。

オニダルマオコゼは悪者ではありません。ただそこで魚を捕食しているだけです。我々人間が自然の中に入るときは常に畏敬の念と、周りをよく観察する目が必要であることは間違いありませんね。美しすぎる沖縄の海、安全に楽しみましょう!

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